バカラで勝っている人が良く言う「流れを読む」方法で使うのが「バカラの罫線」。この記事では一見複雑に見える罫線についてわかりやすく解説します。
バカラで勝っている人が良く言う「流れを読む」方法で使うのが「バカラの罫線」。この記事では一見複雑に見える罫線についてわかりやすく解説します。
オンラインカジノに「必勝法」はなかなか見当たりませんがマーチンゲール法などのベッティング戦法など「攻略法」は数多く存在します。その中のひとつがバカラにおける「罫線」です。ここでは、攻略法でもあり知っておくとよりバカラゲームが楽しめる罫線について紹介します。
そもそもバカラで使う「罫線」がどういったものかご存知でしょうか?
バカラを楽しむ方ならば誰しもが一度は目にしたことがあるものなんです。例えば、ライブカジノでバカラ ゲームをプレイしようとした際に、テーブル選択画面にて「マス目の表」のようなものを見かけることがありませんか?それこそがバカラにおける「罫線」と呼ばれるものになります。
バカラの罫線は過去のゲームの記録をまとめたものです。例えば、罫線を見て「PLAYERの勝利が続いている」とわかれば、次は「BANKERが勝つかも」と予想する材料になります。
ゲームごとに結果を自分で記録するのは現実的ではありませんが、罫線を理解すると、過去のゲームでどんな「偏り」や「傾向」があったのかが一目でわかり、分析できるようになります。その結果、より勝率の高い賭け方を見つけられるかもしれません。
バカラの罫線を読むことで、次の結果を予想しやすくなるのが大きなメリットです。
バカラは適当に賭けても約50%の確率で当たるギャンブルですが、罫線を活用することでテーブルの「流れ」を意識し、さらに的中率を高めることを目的に利用されます。
バカラで勝っているハイローラー達は口を揃えて「バカラテーブルの流れを読む」事が戦略だと言います。バカラの結果は完全にランダムですが、罫線を利用してテーブルの傾向を掴むのも一理あるかもしれません。
バカラの罫線には以下の5種類があります。
それぞれの罫線が何を意味しているのか、詳しく見ていきましょう。
大路(ダイロ)は、バカラの罫線の基本で、英語では「ビッグロード (Big Road)」と呼ばれます。罫線を使って賭けを始めるなら、まずこの大路(ダイロ)を理解しておくと良いでしょう。
大路(ダイロ)では、各ゲームラウンドでPLAYERが勝ったのか、BANKERが勝ったのか、TIEだったのかが記録されます。例えば青い〇が続いているときは、PLAYERが連勝していることが、赤い〇が続いているときは、BANKERが連勝していることがわかります。
PLAYERとBANKERの勝敗が交互に続いている場合や、特定のパターンが見られる場合、そのパターンに沿ってベットすることで、勝率を上げることができるかもしれません。
以下で説明する大眼仔(ダイガンチャイ)、小路(シュウロ)、甲由路(カッチャロ)はすべて大路(ダイロ)が基準となっています。大路(ダイロ)はバカラの罫線を読む上での基本中の基本なので、まずこれをマスターしておきましょう。
大眼仔(ダイガンチャイ)は英語では「ビッグアイボーイ (Big Eye Boy)」「ビッグアイロード (Big Eye Road)」と表記されるバカラの罫線です。。
大眼仔(ダイガンチャイ)の青い〇と赤い〇は、大路(ダイロとは違い、PLAYERとBANKERを示すものではなく、ぞれ以下の結果を示しています。
バカラの結果そのものではなく、連続性や偏りの傾向を読みたい時に使える罫線です。大眼仔(ダイガンチャイ)の記録は、大路(ダイロ)の2列目の2段目もしくは3列目の1段目が記録された時にスタートします。
小路(シュウロ)は、大眼仔(ダイガンチャイ)をさらに応用した罫線で、英語では「スモールロード (Small Road)」と呼ばれます。
小路(シュウロ)では、大路(ダイロ)の2列前と同じ動きかどうかが記録されます。
小路(シュウロ)の記録は、大路(ダイロ)の3列目の2段目か、4列目の1段目に記録されたときにスタートします。
甲由路(カッチャロ)は、大眼仔(ダイガンチャイ)や小路(シュウロ)をさらに応用した罫線で、英語では「コックローチ・ピッグ (Cockroach Pig)」や「コックローチロード (Cockroach Road)」と呼ばれます。なかなか凄いネーミングの罫線ですね。
甲由路(カッチャロ)は、大路(ダイロ)の3列前と最新の結果を比較し、同じ結果か異なる結果かを記録します。
甲由路(カッチャロ)の記録が始まるのは、大路の罫線で4列目の2段目、5列目の1段目が記録された時です。
珠盤路(チューチャイロ)は英語で「ビードプレート (Bead Plate)」や「ビードロード (Bead Road)」とも呼ばれるバカラの罫線です。過去のゲーム結果を記録したものです。左上から下に向かって結果が記録され、列が埋まると右の列に移ります。
チューチャイロの罫線の読み方は以下の通りです。
ゲームによって、言語によって表示を切り替える事ができます。
各罫線について、具体的にどのようなルールで記録されていくのか詳しく解説します。
大路(ダイロ)は、PLAYERが勝つと青い〇、BANKERが勝つと赤い〇を記録します。勝者が前回と同じ場合は下に向かって記録を続け、異なる場合は右に移動して記録をします。
大眼仔(ダイガンチャイ)では、大路(ダイロ)の最新の結果が1列前と同じ動きだった場合に赤い〇を、違う動きだった場合に青い〇をつけます。
例えば、□で囲まれた部分を見ると、前回はPLAYERが勝利し、今回はBANKERが勝利している場合、1列前ではBANKERが連勝しているため、異なる動きになったと判断し、大眼仔には青い〇が記録されます。
一方、同じ□で囲まれた部分を見て、前回のラウンドでBANKERが勝利し、今回はPLAYERが勝利している場合、前回の勝者とは異なる動きとなるため、大眼仔には赤い〇が記録されます。
小路(シュウロ)は、大路(ダイロ)の最新の結果が2列前と同じであれば赤い〇を、違う結果であれば青い〇を記録します。
例えば、□で囲まれた部分を見ると、前回はBANKERが勝利し、今回はPLAYERが勝利しています。大路の2列前を見るとBANKERが連勝しているため、今回は異なる動きと判断し、小路には青い〇が記録されます。
甲由路(カッチャロ)は、大路(ダイロ)の最新の結果が3列前と同じ場合には赤い〇(または斜線)を、違う場合には青い〇(または斜線)を記録します。
例えば、□で囲まれた部分では、最新の勝利者がBANKERですが、前回はPLAYERが勝利しているため、勝者が変わったと判断されます。一方、大路の3列前を見ると、BANKERが連勝しているため、動きが異なると判断され、甲由路には青い線が記録されます。
ここでは、バカラの罫線を使ってゲームの流れを読み、具体的に次のアクションをどうするのかを決める活用例を挙げてみます。
もちろんバカラの結果はそれまでの流れに反する事も大いにある事をお忘れなく。
上記のようにBANKERとPLAYERの勝利が交互に起こっている状態では、前回と逆の結果になる可能性が高くなります。前回は青い〇(PLAYERの勝利)となっているので、今回はBANKERにベットすべきと判断しましょう。
PLAYER4回勝利、BANKER1回勝利、PLAYER4回勝利、BANKER1回勝利、PLAYER3回勝利という状況だと、PLAYERがもう1回分連勝回数を伸ばす可能性が高いと判断できます。したがってPLAYERの勝利を予想してみましょう。
BANKERの2連勝とPLAYERの2連勝が交互に起きている状態では、今後も同じような事象が起きることが予想されます。したがって現在はPLAYERの2連勝で終わっている状況なので、今度はBANKERの2連勝が起こる可能性が高いと判断できるでしょう。
パーレー法により一気に賞金額を増やしたい時にも、罫線は便利です。
バカラの罫線を読む際に、知っておくと便利な用語をいくつかご紹介します。これらの用語はすべて大路(ダイロ)に関連しています。
「落ちる」とは前回のラウンドと同じゲーム結果になることです。例えば前回PLAYERが勝利、さらに今回もPLAYERが勝利となった場合は青い丸を下に続けて記載しますが、この状態を「落ちる」と表現します。
「横に走る」とは、PLAYERとBANKERが交互に勝利する状態を表します。PLAYERとBANKERが交互に勝利すると、大路(ダイロ)では右方向に記録が進むため、「横に走る」と言われます。
「テレコ」は、PLAYERとBANKERが交互に勝利している状態を指します。「横に走る」と同じ意味で使われます。テレコが続いている場合は、前回の結果と逆の結果を予想することで、的中率を高められるかもしれません。
「面(ツラ)」は、PLAYERまたはBANKERが連勝している状態です。前述の「落ちる」が長期間続いているパターンを指し、縦にマークを付けていくことから「縦面(タテヅラ)」とも呼ばれます。
「面(ツラ)を追う」とは、一方が長期的に連勝を繰り返す状態を指します。例えば、PLAYERが4連勝した後にBANKERが1回勝ち、その後さらにPLAYERが4連勝するといった状況です。
「ニコイチ」とは、2勝→1勝→2勝→1勝といった一定のリズムが続いている状態を指します。
「ドラゴン」は、PLAYERまたはBANKERのどちらかが7連勝以上している状態を表します。大路(ダイロ)は通常6段しかないため、7連勝以上になると記録が横に伸びます。この形が竜のように見えることから「ドラゴン」と呼ばれています。ただし、ドラゴンの状態が続くかどうかは予想が難しい点が難点です。
バカラで勝つためには罫線を利用することで、ゲームをより深く楽しむことができます。しかし、罫線はあくまで偶然の中にある規則性を見つけて勝率を高めるための方法であり「必ず勝てる」というものではないことに注意が必要です。
ゲームに一定の流れがある場合でも、その流れがいつまでも続くことはありません。たとえば、PLAYERとBANKERが交互に勝利するパターンが見られても、いずれは崩れる時がきます。そして、その崩れるタイミングが、ちょうど自分が罫線を頼りに賭けた瞬間である可能性も十分に考えられます。
バカラの罫線は、これまでのゲームの流れが視覚的に分かるように工夫されていますが、種類も複数あり、ひとつひとつを分析して次の手を決めるには、多少の時間がかかってしまいます (特に慣れていない人にとっては)。
ライブカジノやランドカジノでは、カードが配布される前のベッティングタイム内にチップを置いて賭ける必要があります。この時間は短く、特にスピードバカラのテーブルでは10秒しかありません。
ベッティングタイム内にいくつもの種類の罫線をじっくり分析する時間はありません。よって、あらかじめ罫線の観察をしておいて、次もPLAYERだったらこうしよう、というように先にアクションを決めておいた方が無難です。
この記事では、バカラ罫線とは何か、罫線の種類としくみ、活用方法について解説しました。バカラの罫線は、過去の勝敗結果を示し、プレイヤーがゲームの流れや傾向を分析して、次にどのような結果が出るかを予想するための材料として利用できます。
とはいえ、バカラの結果は基本的に偶然によるものであり、過去の傾向が続くとは限りません。よってバカラ罫線は、宝くじを過去に当選が多く出た売り場から買うのと同じように、ある程度迷信的な側面があると言えます。
罫線を利用してバカラの勝敗をメモすることはどんなメリットをもたらすのでしょうか?
バカラというテーブルゲームでは一度テーブル上に出されたカードは破棄されデッキに戻すことはありません。くわえて、セット前にはシャッフルを行いますが、1枚1枚混ぜる訳ではありませんので、カードが「固まってセットされている」そんな可能性も十分にあります。
例えばの話です。プレイヤー側が4連勝していた場合、あなたなら次はどちらにベットしますか?逆張り的にバンカーやタイを選ぶ方もいらっしゃるかもしれませんが、これは大路において「ツラ(勝利を連(つら)ねる)」と呼ばれる一種の傾向であり、次もプレイヤーの連勝の可能性が高いのではないかと推測されます。
その他にも「2勝→1勝→2勝→1勝」と、続く状態を「ニコイチ」や、1勝ずつ分け合う形を「テレコ」と言います。このように、罫線を利用することによって「今プレイしているバカラテーブルの流れ」を見ることが出来、また次の勝者を予想することにつなげることが出来ます。
もちろん、バカラの罫線はあくまでこれまでの「出目傾向」を記したものであり、利用すれば必ず勝利できるものではありません。しかしながらギャンブルの世界における「流れ」や「傾向」は、なかなかバカに出来ないファクターであることもまた事実。 これまでバカラをプレイしながらも罫線を利用したことのなかった方はぜひこの機会に活用してみてはいかがでしょう?バカラのまた新たな魅力を発見できるチャンスになるかもしれません。
[最終更新日 ]