6号機パチスロで万枚は可能?

パチスロ6号機時代。6号機スロットの有利区間とは? 射幸性を抑えるため50枚当たりの回転数が多くなる代わりに一度に獲得出来る出玉の規制された6号機で万枚を達成することは可能なのかを考察。

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パチスロも6号機の時代になりました。6号機パチスロには、5号機までには無かった「有利区間」というものが設定されています。

有利区間では1,500ゲーム以上、もしくは2,400枚以上メダルを放出するとARTなどは終了し、非有利区間へ移行します。

非有利区間は全くの無抽選ではありませんが、通常の機種ならARTやRTの当選確率がガクッと落ちます。

ということは、10,000枚は出ないのでしょうか?しかし、ツイッターなどでは6号機の機種での万枚報告が上がっています。その理由について解説します。

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パチスロ機の規制について

パチスロ機種に関する規制は、基本的に吸い込みも放出も緩やかにしようとしている傾向があります。

今までの流れでは6号機よりも5号機、5号機よりも4号機のほうが獲得出来る出玉は多かったです。

実際、4号機時代はパチスロで万枚達成は頻繁にありました。5号機時代も4号機時代に比べて少なくなりましたが、そこそこありました。しかし、大勝ち以上に大負けするケースが多かったことも事実です。

一方では6号機スロットではメダル50枚当たりの回転数は50ゲーム以上の機種が多いです。しかし、5号機では30数ゲーム、4号機では20数ゲームの機種が多くありました。

出玉が減ってしまい射幸性を抑える一方で、低投資で遊べるというメリットも確かにあります。負けが少なくなる、と前向きに捉えるのが良いのでは無いでしょうか?

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6号機スロット 有利区間とは?

6号機スロットにおいて、ARTやATなどの抽選を行っている区間のことを「有利区間」と呼びます。1,500ゲーム消化、もしくはメダル2,400枚の到達にて有利区間の上限に到達します。

上限に到達するとどうなるのかというと…仮にARTが連続で1,500ゲーム以上続く機種の場合、1,500ゲーム到達を超えるとARTが強制終了し、非有利区間(通常状態)に転落します。

非有利区間は通常状態以下の全くの無抽選状態…という訳ではありませんが、ARTやAT当選率は有利区間と比較して、非常に低確率となっているのが普通です。

有利区間があるのはマイナス要素?

ハッキリ言うと有利区間が実装されたばかりの5.9号機スロットは、かなりマイナス要素が大きかったです。有利区間は全体の7割以内、さらに有利区間内に設定差を設けてはいけないなどの規制がありました。

しかし6号機では、それらの規制が撤廃されました。即ち有利区間の長さに制限が無く、有利区間内にも設定差を付けられるようになりました。

極端な話、有利区間終了後に非有利区間を1ゲームはさめば有利区間に再度移行させることが可能です。

実際、メーシーの6号機パチスロ、「まどマギ3」スロットの愛称でお馴染みの「劇場版 魔法少女まどかマギカ [新編]叛逆の物語」ではART後に1ゲームのみ非有利区間をはさみ、有利区間へ移行しているようです。

有利区間での引き損はある?

出玉に2,400枚、ゲーム数が1,500ゲームという上限があるため、有利区間のリミット到達時に強チェリーやフリーズなどの低確率の役を引いてもそこで終了…というケースもあります。

有利区間の存在は一攫千金を狙うにあたっては、かなりのマイナス要素になっているようです。しかし、メーカーもこのマイナス要素を払拭しようと工夫をしています。

新しい規制に対応したメーカーの工夫

パチスロ機は昔から、パチンコよりも射幸性が高い機種と見られていました。過去の例ではパチスロ機の出玉速度を規制する代わり、パチンコの規制を緩める…というケースも多かったです。最近ではパチンコの天井機能などもそうですね。

そのため5号機から6号機でパチスロ機種は大きく変化をしましたが、4号機から5号機でも大きな変化がありました。

例えば4号機ではボーナスなどの大当たりを「ストック」することが出来ましたが、5号機では「短時間で大量出玉の獲得を禁止する」という規制がかかりました。

逆に言うと、それまではボーナスを複数ストックすることが出来たため「一撃万枚」は頻繁に起こっていました。

そこで考えられたのが「ART」です。当時は「AT」という概念はありましたが、あくまで持ちメダルを減らさないだけのボーナスまでの繋ぎとして考えられていました。

しかし5号機の規制を逆手にとることにより、メーカーは1ゲーム当たり約2~3枚程度に出玉を増やし続ける「ART」を作り上げました。

またART中もボーナス抽選を行ったりすることで、4号機より楽しめるゲーム性をも生み出したのです。

有利区間に対応した6号機メーカーの工夫

平和からリリースされた「島漢」という機種は、有利区間を感じさせないつくりになっています。

通常なら有利区間は2,400枚以上放出か、1,500ゲーム以上で強制的に非有利区間へ転落するのですが、あえて非有利区間を経由することで2,400枚以上継続して出玉を得ることも可能です。

白7が3連荘してしまうと有利区間が切れますが、非有利区間でも30%の確率で継続可能なため、再び有利区間に突入します。

内部的にはしっかりと有利区間と非有利区間を経由しているのですが、見た目としては「2,400枚以上放出後も連荘して継続」しているように見えます。

規制のため、どうしても有利区間と非有利区間の間の確率には差がついてしまいますが、このスペックなら大量出玉も期待出来るかもしれません。メーカーの努力が伺えますね…。

万枚は出ない?パチスロ6号機の仕様

6号機に万枚が厳しいと言われる理由について、前述の有利区間に加えて出玉試験による規制があげられます。

内容としては

  • 400ゲームで差枚数プラス約1,200枚以内
  • 6,000ゲームで差枚数プラス約4,000枚以内
  • 17,500ゲームで差枚数プラス約6,800枚以内

です。

「約」という表現があるのは、出玉率を%で表現しているためです。因みに差枚数のマイナスの範囲も決められているため、5号機よりも6号機はコイン持ちが良いのです。

この中で最も差枚数が多いのは17,500ゲームの6,800枚ですが…パチスロを日ごろ打っている方なら分かると思いますが、17,500ゲームというのは1日で回せる数値ではありません。

計算上は最速で回すと、1時間あたり約878回程度です。しかし、機種のフリーズなどの演出や、個人が目押しをしたりすると打つスピードが変わります。

仮にパチンコ屋の9時開店から23時の閉店まで14時間、ノーウェイトで回したとしても12,292ゲームなので、17,500ゲームには届かないでしょう。

そう考えると、どう頑張っても6,800枚以上は出ないのでしょうか?

6号機規制を突破して万枚?

出玉上限と下限の規制をした6号機に万枚はあるのでしょうか?4号機5号機時代に比べると厳しいようですが、可能性を秘めた機種もあるようです。

七匠から出た6号機パチスロ「超AT 美ら沖」は、ボーナス後に50%以上の確率で「ストック放出モード」に入ります。最大7個のボーナスストックを111ゲーム、もしくは222ゲーム以内(最大7個獲得時)に放出します。

ストック放出後は一旦非有利区間を経由して、50%以上の確率で再び「ストック放出モード」に移行する可能性があります。

ストックを保有しつつ通常ゲームを111ゲーム消化させることで、6号機の「コイン持ちが良い」特性と「短時間で大量出玉の獲得を禁止」を両立させているのですね。

また、有利区間と有利区間の間は1ゲームだけでもはさめば良いため、50%以上の確率を引ければ「ストック放出モード」が何度もループする仕組みです。

このような仕組みの台なら6号機パチスロでも「一撃万枚」は夢ではなさそうです。メーカーの苦労が垣間見えそうな機種ですね…。

しかし爆発力という点では、オンラインカジノのビデオスロットには適いません。

[最終更新日 ]