カジノ攻略法で最も有名なマーチンゲール法について詳しく解説。具体的なやり方からメリット・デメリットまで、マーチンゲール法の実践に役立つ情報を掲載しています。
カジノ攻略法で最も有名なマーチンゲール法について詳しく解説。具体的なやり方からメリット・デメリットまで、マーチンゲール法の実践に役立つ情報を掲載しています。
カジノゲーム必勝法と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、やはり有名なマーチンゲール法。最後には必ず勝てるようになっていると言われますが、本当でしょうか?
この記事では、マーチンゲール法の特徴、やり方、利点や欠点を解説、またマーチンゲール法が使えるカジノゲームを紹介します。
マーチンゲール法は、カジノゲームで負けるたびに賭け金を倍にしていくというシステムベット戦略です。この戦略の基本原則は、最初の勝利でそれまでの全ての損失を回収する事にあります。
勝つまでベット額を倍にしていくというシンプルな攻略法であるマーチンゲール法は、「理論上は必ず勝てる」と言われていますが、実際には勝つまでの間に莫大な軍資金が必要になることがあり、リスクも伴います。
適用できるゲームは勝率が約50%で、配当が2倍のもの、例えばバカラや、ルーレットの「赤or黒」「奇数or偶数」の賭けに使用できます。
マーチンゲール法はのやり方は非常にシンプルです。数列をメモしたり足し算をしたりする必要がないので、簡単に実践できます。
以下は、$1でスタートした場合のマーチンゲール法のシミュレーションです。
1回目から4回目まで負け続け、総額で$15の損失が出ていますが、5回目で勝った事で損失を取り戻し、最初のベット額である$1が手元に残ります。
ラウンド | ベット額 ($) | 結果 | 損益 |
---|---|---|---|
1 | $1 | 負け | -$1 |
2 | $2 | 負け | -$3 |
3 | $4 | 負け | -$7 |
4 | $8 | 負け | -$15 |
5 | $16 | 勝ち | $1 |
以下のシミュレーションでは、最初のベット額を$1とし、連続して負ける最悪のケースを想定しています。たった$1から始めて、たった10ラウンドで累積ベット額が$1023に達することがわかります。このようにマーチンゲール法を用いる際は、連敗が続くとベット額が急激に増大するリスクがあることを理解しておく必要があります。
ラウンド | ベット額 | 結果 | 損失 |
---|---|---|---|
1 | $1 | 負け | -$1 |
2 | $2 | 負け | -$3 |
3 | $4 | 負け | -$7 |
4 | $8 | 負け | -$15 |
5 | $16 | 負け | -$31 |
6 | $32 | 負け | -$63 |
7 | $64 | 負け | -$127 |
8 | $128 | 負け | -$255 |
9 | $256 | 負け | -$511 |
10 | $512 | 負け | -$1,023 |
マーチンゲール法を実践するなら、最初のベット額はなるべく低く設定しましょう。ベット額が低いと勝った場合の配当も少ないですが、マーチンゲール法では負けるとベット額を倍にするため、連敗するとあっという間にベット額が大きくなってしまいます。これを考慮して、最初のベット額を低くして、資金が尽きたり、テーブルのベット上限額に達してしまわないように気を付けましょう。
マーチンゲール法は、ルールが単純明快でなので初心者でもすぐに理解して実践できるというメリットがあります。複雑な計算や高度な戦略を必要としないのが特徴です。
マーチンゲール法の大きな魅力は、一度勝利すればこれまでのすべての損失を取り戻し、最初の賭け金分の利益も得られる点です。これにより、短期間での損失回復が可能になります。
連続して負けると、賭け金が急速に増加します。このため、大きな損失を迅速に被るリスクがあり、特に不運が続く場合や長期間プレイする際にはそのリスクが高まります。
多くのカジノゲームには賭け金の上限が設定されており、マーチンゲール法では賭け金をどんどん増やしていく必要があるため、このテーブルベット上限に達すると戦略を続けることができなくなります。その結果、既に発生した損失を回収できなくなることもあります。
マーチンゲール法は勝てない、という意見も多く聞かれますが、マーチンゲール法は、大きな利益を生み出すための攻略法ではなく、これまでの損失を取り戻すことが目的です。マーチンゲール法に成功しても得られる利益は最初の賭け金に等しく、得られる利益は限られています。
勝率が約50%で配当が2倍のゲーム(例:バカラの「赤or黒」「奇数or偶数」、ルーレット)でマーチンゲール法を適用する事ができます。
ルーレットは、カジノの象徴的なゲームの一つです。プレイヤーは回転するホイール上に落ちる小さなボールが止まる色や数字を予想します。
ホイールには番号が記された赤と黒のポケットが交互に並んでおり、それぞれの数字に賭けたり、まとまった数字のグループに賭けたりと、色々な賭け方があります。
マーチンゲール法を使うなら、約50%の勝率で、配当が2倍の「赤or黒」「奇数or偶数」「1-18 or 19-36」のどれかを選びます。
バカラは、高額ベットを好むハイローラーをアツくさせるゲームとして有名です。バカラのルールはシンプルで、「プレイヤー」側が勝つか「バンカー」側が勝つか、あるいは「タイ(引き分け)」になるかのいずれかを予想して賭けます。
「プレイヤー」への賭けはほぼ50%の勝率を持ち、配当が2倍になるため、マーチンゲール法が使用できます。「バンカー」への賭けも勝率は「プレイヤー」と同じですが、配当が1.95倍となるため、多少の誤差が生じます。
シックボー(または大小)は、サイコロを使ったゲームです。プレイヤーは、ディーラーが振る3つのサイコロの出目の合計値や、数字の組み合わせに賭ける事ができます。
ルーレットと同じように、色々な主な賭け方ができますが、マーチンゲール法を使うなら「大」(合計11-17)が「小」(合計4-10)、または偶数か奇数かにベットします。どちらも50%に近い勝率となっています(ただし「三つ同」の出目が出た場合は両方負け)。
ドラゴンタイガーは、そのシンプルさから多くのプレイヤーに人気のあるカードゲームです。バカラと同じように、ディーラーが「ドラゴン」と「タイガー」の各領域カードを配り、プレイヤーはどちらがより高いカードを持っているかを予想して賭けます。
バカラとの違いは、配られるカードが1枚ずつで、よりシンプルな事です。ドラゴン、タイガーへの賭けの勝率はほぼ50%で、当たれば配当が2倍になるため、マーチンゲール法を使うのに適しています。
マーチンゲール法の応用法として「グランマーチンゲール法」があります。グランマーチンゲール法は、マーチンゲール法よりも勝った時の利益がより大きいのが特徴です。
グランマーチンゲール法では、負けた次のゲームで、賭け金を倍+1単位に増やしていきます。例えば、$1賭けて負けた場合、次の賭けでは$2+$1の合計$3を賭けます。
マーチンゲール法で$1から始め、9連敗して10回目で勝利した場合、利益として残るのは$1ですが、グランマーチンゲール法の場合、$10の利益が残る事になります。
グランマーチンゲール法は賭け金の増え方がマーチンゲール法よりも大きく、よりリスクが高くなります。
[最終更新日 ]