ラミー カナスタ

ウルグアイ生まれのカードゲーム『カナスタ』は、ラミー系のトランプゲームで50年代にアメリカで人気を呼びました。

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ラミー系のカードゲーム、カナスタ(Canasta)は、ウルグアイで生まれたゲームです。1949年にアメリカに持ち込まれ、一大ブームとなり、50年代初めにはアメリカでもっとも人気のあるゲームとなりました。今でも愛好者の多いゲームです。カナスタはラミー系のゲームですが、パートナーシップでプレイされるのが特徴的です。また、シークエンスのメルドが認められず、同位札によるメルドのみが認められます。メルドによってどれだけ多くの得点が得られるかを競います。メルドかレイオフで手持ちのカードがなくなると上がりです。点数が多い方が勝者です。

プレイヤーの人数は4人です。向かい合った2人がパートナーとなります。2人やその他の人数でゲームすることも可能です。カードは通常のカード52枚にジョーカー2枚を加えた、54枚のカードを2組使用します。つまり、全部で108枚のカードを使用します。2組のカードを混ぜ合わせて使いますが、カードの裏模様は異なっていてもかまいません。 

最初のディーラーは誰でもなれます。次回からは時計回りにディーラーが後退します。ディーラーは左隣のプレイヤーから時計回りに、1枚ずつ、各プレイヤーの手札が11枚になるようにカードを配ります。残りのカードは山札としてテーブルの中央に置きます。山札の一番上のカードは表向きにして捨て札の横に置きます。これが最初の捨て札となります。このカードのことをアップカードと呼びます。アップカードが赤3、黒3、ワイルドカードならもう一度、山札の一番上のカードを表向きにしてこのカードの上に置きます。赤3、黒3、ワイルドカード以外の札が来るまで何回でも繰り返します。 

プレイヤーは、山札の一番上のカードを1枚取る(ドローと言います)か、捨て札の山から札を全部(全部取らないといけません)取ります。メルドかレイオフを行い、手札から1枚のカードを捨てます。捨て札から取るときはフローズン(手札のナチュラルな2枚のカードと捨て札の一番上のカードでメルドをつくれる)か、フローズンでなくても手札の捨て札の一番上のカードでメルドがつくれないといけません。そして捨て札をします。

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